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「課題が多すぎる。。」オンライン授業の実態

2020/07/06

※このレポートは株式会社ユーキャンパス大学生実情レポートと共同制作したコンテンツです。
6月に入り、都道府県を跨ぐ移動の自粛要請も解除され徐々に経済活動が戻りつつある中、大学でも段階的に入構規制を緩和する動きが進んでいます。
その中で対面授業も徐々に再開し、オンライン授業と対面授業を併用する大学が増えてきています。

コロナウイルスの影響で急遽始まったオンライン授業ですが、当事者の学生たちはどう感じているのでしょうか?
そこで、今回はオンライン授業に対する学生たちの本音を調査してみました。
Q.オンライン授業を経験してみて、対面授業とオンライン授業、どちらが良いと思いましたか?
全体を見ると対面授業派が61.5%とオンライン授業派を大きく上回る結果となり、対面での授業を望む学生が多いようです。一方、オンライン授業派の学生も約4割いることがわかりました。

それぞれの学生に理由も併せて調査したところ、下記のような回答が挙がりました。(一部抜粋)

対面授業派で特に多かったのが、「課題が多い」という意見で、SNSでも「#課題多すぎ」という投稿が話題になっており、学生の中でかなり負担になっているようです。課題がたくさん出される理由の一つとして、対面授業よりも授業時間が短いというのが背景にあるのかもしれません。

一方、オンライン授業派は約4割が「通学時間の短縮」を理由に挙げており、通学時間を他のことにあてられるというのをメリットに感じている学生が多かったです。

一日も早く、賑やかなキャンパスに戻ることを願う一方、しばらく続くオンライン授業に対し、大学側は対面授業再開までのつなぎとしてではなく、学生がより良く学べる環境へと改善していく必要があるように思います。