NEWS&REPORT

あのメディアが急増!?大学生の接触メディア

2020/08/03

※このレポートは株式会社ユーキャンパス大学生実情レポートと共同制作したコンテンツです。

今回、我々が定期的に調査している大学生の接触機会の多いメディアの中から、4マス媒体やSNS、動画サービスをピックアップし、上半期における大学生のメディア接触率の推移についてレポートいたします。
コロナ禍の上半期でしたが、どのような変化があったのでしょうか。特に外出自粛期間中に接触率を増やしたメディアに注目したいと思います。

Q.直近1週間で接触が多かったメディアは何ですか?

調査対象:サークルアップに登録している現役大学生 男女各100名 計200名
調査期間:2020年1月~6月毎月
     複数回答選択可、調査メディア一部抜粋

上半期 大学生のメディア接触推移【4マス媒体・SNS・動画サービス】

▼4マス媒体はラジオが雑誌を逆転

テレビは変わらず高い接触率を維持していますが、ラジオの接触率が3月10%から6月17%に増え、代わりに雑誌の接触率が減ったことで、5月以降はラジオが雑誌を逆転しました。
radikoなどのアプリを利用して持て余した時間をラジオに費やす若者が増え、外出自粛期間中に接触率を伸ばしていたようです。

▼SNSはTikTokの接触率が2倍以上に増加
様々なSNSがある中で、TikTokの接触率増加が目立ちました。3月11.5%の接触率だったTikTokですが、6月には26%へと約2.3倍増えてFacebookも上回り、大学生の利用する機会の多いSNSとして、LINEやInstagram、Twitterに次ぐ4番目のメディアになりつつあります。
TikTokを利用する若者が増えたことで、曲やダンス動画がバズり流行が生まれることにも注目が集まっています。

▼動画サービスはAmazonプライムビデオが一時急増、YouTubeがテレビに迫る勢いに

Amazonプライムビデオの接触率が外出自粛期間中の5月に急増しており、3月の15%と比較すると約2.7倍の40.5%にまで増加し、Netflixと比較しても大きく引き離していました。 自粛期間長期化に伴いAmazon自体の利用が増えたことや、学生限定6ケ月のトライアルサービスがあったことも増加につながったと考えられます。

また、高い接触率のまま伸びているYouTubeですが、1月の70%から5月・6月には83%へ増え、6月単月で見るとLINEの81%を上回り、テレビの87%にも迫る勢いとなっています。

参考までにYouTubeのチャンネル登録数を大学生200人へ調査したところ、平均約18チャンネル登録していることも分かり、多様な番組の視聴を短時間で楽しんでいることが窺えます。